パウダーカンパニーガイドでモイワBCフォトセッション!

ko-c2018-02-21

今回の北海道ツアー最大の目的は、ニセコにある「パウダーカンパニーガイド」(以下「パウコム」)のガイドツアーに参加して写真家のKageさんにフォトセッションで良い写真を撮ってもらうことでした。数年前と言わず随分前からパウコムのフォトセッションブログを見続けていて、いつか参加したいと思っていたので今回のニセコ行きが決まった時はようやく念願叶ったという感じ。ガイドメニューにはオールハイクのBCハイクツアーもあるけど、それなりに本数も稼ぎたかったのでハイクの少ないBCリフトアクセスのツアーをウェブサイトから申し込むと、折り返しメールで持ち物などの連絡が来ました。直前にまつさんが同行することになったので参加人数も前日に1名追加することになったんだけど、快く対応してくれました。
そして迎えた当日。前日から多少の降雪があったのでコンディションは悪くはなさそう。スタッフの前川さんに朝8時に宿のモイワ834でピックアップして貰ってアンヌプリの麓にあるデモセンターへ移動。受付で申し込み用紙の記入とツアー代金をカードで支払い、簡単なブリーフィング。今日はモイワのコース外で滑るらしく、ブリーフィングが終わると用意された車でモイワへ逆戻り(笑)装備もスノーシューとストックは不要でした。
今日のBCリフトアクセスツアーの参加人数は、俺とまつさんに加え、常連さんっぽい3人の計5人。リードガイドが岸さん、テールガイドが菅原さん、そこに写真家のKageさんという構成です。

1本目はまず足慣らしを兼ねて第1ペアリフトで上がってクワッド脇に残った面ツル部分を1本滑ることに。岸さんが待機ポイントまで滑った後、フォトセッション希望者から滑らせてくれるということで俺が最初に滑ることに。ツアー参加者の視線を浴びて少々プレッシャーを感じながらドロップすると予想以上に深い新雪と写真を撮られている感に気分も高揚し、余計な当て込みを入れつつ(笑)4ターンほどでクワッド乗り場まで滑走。

2本目はいよいよ6番ゲートから出てBCエリアへ。尾根伝いのキャットロードを最奥部まで進み、斜度のある面ツルバーンへ到着。ここでも俺が最初に滑らせて貰ったけど、風が強くて天気も青空と雪模様が目まぐるしく入れ替わる状況の中、タイミング良く光の入る状況に!思わずスピード上げ過ぎて待機ポイントに至る最後の上りで突っ込みそうになったけど何とか耐えました(笑)

本来であればピステン道を通ってクワッド乗り場に戻るんだけど、この日は寒すぎて板が走らないので林の中の旧道使ってクワッド乗り場に戻り、3本目はもう少し下のポイントへ。ここはファーストではなかったものの、雪の舞う幻想的な雰囲気の中での滑走。ライン取りが上手くいかず、ターンが樹の影になってしまったり、ここぞ!という開けたところでのヒールサイドターンが踏み切れずスプレーが小さかったのが悔やまれる。。

4本目は二つの尾根が合流するポイントへ。ここでも面ツルをファーストドロップで滑らせて貰うことができ、日差しも出てくる絶好のタイミングでドロップ!逆光気味の中でスプレーも綺麗に飛んで今回一番の写真を残すことができました!


麓のロッジで暫しの休憩タイムを挟んでから、5本目はキャットロード降りてすぐの尾根から沢へ降りるポイントへ。一瞬だけどアンヌプリも姿を見せてくれました!

レギュラーで当て込めるポイントだったもののスピードを乗せることができずターンも小さめでイマイチな滑りとなってしまった。。沢の部分は楽しかったけど滑れる距離は短か目でした。

最後の6本目は2本目より少し奥のポイントへ。岸さんのアドバイスを踏まえ、木の間を抜けて滑りこんでからのフロントサイドターン1発にかけたラインを取ったものの、力み過ぎたのか両手が前に行く変なポジションになってしまった(大汗)それぐらいなら右手軸にターンすれば良かった。この頃には日照の影響で雪も重くなりはじめスプレーも固まり気味に。

麓に戻った後はロッジ前で集合写真を撮り、再び車でアンヌプリにあるデモセンターへ戻ってツアー参加者全員で撮った写真のスライドショーを楽しみました。途中アンヌプリ入り口の交差点角にある鍋屋で事前に注文してあったハンバーガーをピックアップして摘みながらのスライドショー。お腹が減ってなかったのでPICバーガー(1,000円)をまつさんとシェアしたんだけど、手作り感ある大き目のバーガーはポテトも付いてて美味かった!そうなると飲みたくなるのがサッポロクラシックで、ちゃんとデモセンターでは1本400円で売ってたので2本飲んでおきました(笑)

スライドショーを見終わってからALLデータプランで写真を注文。写真はCDに焼いて送って貰うことも可能だったけど、到着が早そうだったのでファイル転送サービスで送って貰うことにしました。
そんな感じで14時半くらいに本日のガイドツアーは終了。帰り際、昨夜のコリアン食堂ハルで一緒に飲んだスタッフの大島さんも顔を出してくれてご挨拶。その後はスタッフの方にヒラフまで車で送って貰いました。

後日Kageさんのインスタグラム見ると当日は気合を入れて撮影に臨んでくれた様で、雪にも恵まれお陰様で良い写真が撮れました!写真はツアーから1週間ほどで届きました。北海道に滑りに行ったお土産としても最高だし、気に入った写真は大きくプリントして額装するしかないやね(笑)

それに届いた写真を見ると自分の癖が丸わかり。改善点は、ヒールサイドのターン弧が深くないことと、フロントサイドターンで右手も前に出ることが多い点。次回のフォトセッションに向けて手のポジショニングは修正しておかないとね。次はBCハイクでイワオヌプリとか行ってハードコアな感じの写真残したいなー。新たな目標ができました。
ちなみに良い写真を残すコツも教えてくれたのでメモしておくと、
その1:明るい色のウェアを着ると雪が舞う中でもピントが合いやすい
その2:高倍率ズームレンズを使ってるのでカメラマンから少なくとも3メートルは離れる
その3:スプレーに隠れてしまわないライン取りと手首の角度
だそうです。