九州国立博物館⇒大宰府天満宮⇒柳川水郷巡り。

ko-c2006-09-02

昨日は博多・天神にある「西鉄イン天神」に宿泊。天神中心部からちょっと歩くけど、パンとおにぎりの簡単な朝食も付いてるしロビーのPCでネットも無料で使えるので事前にネットで調べた評判どおりなかなか良いビジネスホテルでした。でしっかり朝飯を食べ朝から活動開始!西鉄に乗ってまずは大宰府へ。途中、乗り換えを間違うアクシデントがあったものの大宰府駅に到着後、大宰府天満宮の敷地内を通り長いエスカレーターを上り九州国立博物館へ。
ガラス張りの外観に青空と周囲の山々が映った建物はなかなか素敵。常設展示の入場料420円を払い中へ入ると山笠の山車が展示してある。実際に見ると結構でかいんだね。そしてエスカレーターで4階の常設展示場へ。縄文時代の発掘品から江戸時代の工芸品、更には大陸との海上交易があった九州らしく東南アジアの工芸品まで幅広い展示内容。常設展示だけでも全部見ようとするだけで2時間かかるらしいんだけど解説を読みながらゆっくり見てたらあっという間に3時間経過。これから柳川に行くので残念ながら一部は流し見。急ぎ足で大宰府天満宮にお参りしてから大宰府駅に戻る途中で名物・梅ヶ枝餅を食しつつ西鉄で柳川を目指す。
柳川は北原白秋の生家もある水郷の街。柳川城築城にあたり手掘りで造った水郷は延長50kmにも及ぶ壮大なもの。その一部を「どんこ舟」と呼ばれる舟で散策するのが名物。駅の改札を出るとあった西鉄の川下り案内所で1,500円を払って申し込むと車で船着場まで送ってくれた。適当な人数が集まったところで出発、船頭さんの解説付きで水路を進む。夏場なので水路は臭うと思ったんだけど毎年2月に底をさらって掃除しているためか問題なし。水が濁っているのは船頭さんが竹棹を突くからだそう。(本当か?)炎天下には辛い川下りだけど、ちゃんと貸し山笠(100円)や水路途中に飲み物売りがいるところは商魂逞しいね。でもビール飲みながらの川下りは気持ち良さそう。ちなみに柳川では結婚式でも新郎新婦が水郷を舟で行くらしいんだけど「川下り」は「三くだり半」を想像させるので何でも船着場で下りる際には一度通り過ぎてからUターンして「川上り」にするそうな。そんなこんなで70分ほどで川下りは終了。名物「鰻のせいろ蒸し」を食すべく下船した船着場向かいの「六騎」へ。炎天下ですっかり乾いた喉をビールで潤しながら待つこと5分ほど、待望のせいろ蒸しが登場!鰻の上に錦糸玉子がのっていて、ご飯にも味が付いてる。早速ひと口頬張ると鰻の柔らかな食感の後に脂ののった味が口の中に広がる。タレで味のついたご飯も良い感じ。肝吸いと香の物が付いて1,890円也。
当地立花藩の当主が造営した国指定名勝「松濤園」も見たかったけど飛行機の時間もあって今回の柳川観光は終了。路線バスで柳川駅に戻り福岡空港へ。
帰りの飛行機の中では飲み物用カートが通路を疾走するとか今回はいろいろアクシデントもあったけど福岡を大満喫した出張でしたわ。