雪中“幸群”

ko-c2007-01-08

無事、八甲田から帰ってきました。いろいろあった今回のツアー、詳しくは明日以降UPします。(1/8)
ということで遂に最終日、今日こそはロープウェイよ動いてくれ!と願いながら朝4時に目が覚めたので朝飯の前後にまたもや入浴。ウェアに着替えてチェックアウト、荷物を待合室に置いて8時半のバスでロープウェイ乗り場へ。既に長くなった列に並ぶが始発の9時を過ぎてもまたもや列は進まない。「もう駄目か。。」と思ったその時、列が動いた!降雪のため準備に手間取ったらしく20分遅れで運行開始。しかし山頂は運行停止ギリギリの強風のため徐行運転。やっとの思いで3本目のロープウェイで山頂に着いたのは10時半ごろ。ロープウェイを降りると呼吸もできない程の強風。一旦山頂駅で準備の後、相馬隊長率いるガイド部隊の案内で強風と視界も殆どない山中を一列で進む。正に八甲田といった光景。
10分ほど歩いた地点からフォレストコースへ向けて斜面を滑走開始。15m先も見えない状態の中、先行者のトラックをなぞりながら斜面をトラバース。しかし少し下ると風も止み上質のパウダースノーが!まあ風が強かった分、積雪はイマイチだったけど初めての裏山滑走はなかなか楽しい経験となりました。途中うねりの激しいところやフラット気味のところもあったので途中で止まったりコケると辛い目に。ドミネーターのワックスのお陰で板は快調に走り最後は橋を渡って八甲田山の周遊道路へ出て午前中のツアーは終了、11時半には山荘へ戻ってきました。次回はもっと条件の良い時に広大な斜面のパウダーを爆走したいね。リベンジ切望。
12時半前のバスで酸ヶ湯に戻り温泉で汗を流してから荷物をまとめ15時半のバスで青森市内へ。でも駅まで行かず途中の問屋町入口で降り中央市場内にある「山の寿司」へ。ネット⇒http://r.tabelog.com/aomori/rstdtl/2000124/で調べて気になっていたので寄ったんだけど、驚いたのは電話で問い合わせた事を気にかけてくれていた事。話し好きで親切な大将は大歓迎してくれて、いろんな話をしながら大間産鮪や知床と下北の海胆やら赤貝やらアワビやら蟹足やら鰤やら終いには鮪一匹買い付けてる店でないと食べられない大間産鮪の頬の巻きものまで出してくれる大判振る舞い!しかもちゃんと仕事が施された江戸前の技が光る寿司!お陰でこちらは大満足!しかもこれで1700円は激安!でも値段云々より、魚のことを教えてくれる大将の話を聞くだけでも為になるこの店は通いたくなる良いお店です!住所と連絡先は下記のとおり。大将、ちゃんと約束どおり宣伝しておきましたからね(笑)
青森市中央卸売市場内「山の寿司」017-738-1030、9:00〜14:00、17:00〜20:00、日曜休
食べ終わった後は大将の好意で近くのバス停まで送ってもらい余裕をもって青森駅へ到着。駅弁の帆立釜飯を食べつつ特急と新幹線を乗り継ぎ東京駅に着いたのは23時過ぎ。滑りは残念だったけどお腹は大満足の思い出に残る八甲田への旅となりました。