八甲田の山は厳しい。

ko-c2007-01-07

起きたら外には太腿丈くらいの積雪が!こりゃヤバイな〜と内心ニヤニヤしながら昼食後、そそくさと着替え山荘内の「八甲田山ガイドくらぶ」でツアーの受付をしてロープウェイ駅へ。運行開始予定の9時には既に100人近いパウダージャンキーが並んでいたが、待てど暮らせど列は進まない。昨日に引き続き山頂強風のため運行を見合わせているようで一度、山荘へ戻って運行再開を待つことに。山荘にいても仕方ないので10回券を買ってリフトで滑って待つことに。しかし昼を過ぎても山荘に運行開始の連絡はなく、結局本日も運休決定、ガイドツアーも中止になりました(涙)もう明日の午前中に賭けるしかないね。。
しかし今日泊まる酸ヶ湯温泉へのバスまでは時間がたっぷり。ゲレンデも飽きたので山荘で飼い犬のハチと遊んだり本を読んでいるとガイドくらぶのところで板を借りている人を発見。なんでも試乗用の板があるらしく、ロビー隅のTVの後ろにはゲンテンやらベクターグライドやらパウダー好きには延髄の板が!さっそくウェアを羽織って試乗開始!
まずはゲンテン⇒http://www.gentem.co.jp/gentem/gentemstick/gentemstick.htmlのスラッシャーでリフト2本。板が少し重い分、高速での安定感が気持ちよく少々荒れた斜面でも安心。サイドカーブが緩いのでエッジをしっかり踏むと大きな弧を描いて曲がっていくけど、ずらし難い訳でもないのでコントロールはし易い。でも一番の特徴はフラットキャンバーの乗り味だね!斜面のうねりを越える度に足裏から伝わる斜面をなめる感覚と切り替えしのし易さ、これは今までにない感触。もっと当て込める壁とかあったら楽しいんだろうね〜。
お次は今シーズンからリリースのわんど⇒http://www.full-marks.com/wand/フォワードでリフト2本。こちらは普通の板に近い、というか軽いし扱い易い。固さも気にならないし荒れたところでもガンガン行ける。でもゲンテンの板の後だと何か物足りなさを感じてしまう。本当に良い板なんだけどね。
ここで丁度リフト券も無くなったしバスの時間も迫ってきたので楽しい試乗会は終了。荷物をまとめバスで15分ほど揺られると酸ヶ湯温泉へ到着。
酸ヶ湯温泉はさすが全国的に有名なだけあって旅館然としてる。立派なフロントでチェックインを済ませると案内係に連れられ板のきしむ廊下を進んで部屋へ。荷物を置き早々と混浴の千人風呂へ。湯気がもうもうとした中を歩き白濁した湯に体を沈め体が湯に馴染むのを待つ。湧き出しているお湯を舐めるとかなり酸っぱい。酸ヶ湯という名前を実感。
夕食は部屋で。運ばれてきたお膳にはウニの入った茶碗蒸しやらイクラの入ったホタテとシャコのなますやらちょっと高い食材を使った料理も。酸ヶ湯売店で買った地酒の生貯蔵酒「じょっぱり」を飲みながら料理に舌鼓。気がついたら寝てしまっていてお膳を下げに来たルームサービスの電話で目が覚めました。。
それからもひたすら温泉を満喫。今日だけで4回入浴(笑)しかーし、これが後でえらい事に。。