太陽のリング。

ko-c2012-05-21

朝から日本中盛り上がってた金環日食。天気が心配されてた太平洋側でもコチラの記事とは違って観測できたところも多かったらしく、楽しみにしていた人には印象深い朝になったのでは?金沢では部分食だったけど、雲一つ無い観測日和で食分0.919の日食を存分に楽しめました♪

影の輪郭もなんだかボンヤリ気味。

今回の金環食ではドリカムの「時間旅行」がいろんな場所で取り上げられてたけど、この曲もモチーフは金環日食だよね。深津絵里のCM、今見ても良い。
ちなみに石川県では23年後の2035年9月2日に能登で皆既日食が見られるらしいですよ〜。


◎国内25年ぶり、金環日食=太平洋側、各地で観測―部分食は全国で
 太陽の手前に月が重なり、太陽が金色のリング状に光って見える金環日食が21日午前7時半前後、九州南部から東北南部の太平洋側で観測された。他の地域でも、太陽の一部が欠けて細い三日月のようになる部分日食が午前6時すぎ、沖縄から始まった。
 国立天文台によると、国内で金環日食が観測されたのは1987年9月23日の沖縄以来、約25年ぶり。日本の広い範囲では平安時代の1050年以来。金環日食は最長で約5分間、部分日食は同3時間弱続いた。 
 21日は朝から全国的に雲が広がったが、切れ間からリング状の太陽を観測できた地域も多く、各地の学校や公園などで日食グラスを手に東の空を見上げる姿が見られた。インターネットでは各地の日食の様子が中継されたほか、全地球測位システム(GPS)の付いたスマートフォンで観測報告を募り、全国的な日食観測マップを作成する試みなども行われた。
 小惑星探査機「はやぶさ」を開発した宇宙科学研究所がある相模原市内の小学校では登校時間を繰り上げるなど、各地の学校で観察のため特別措置が取られた。観察会を開く科学館や大学なども多く、客船やチャーター旅客機による観察ツアーは天文ファンの予約で埋まった。
 国内で次に金環日食が観測可能なのは、2030年6月1日の北海道だが、今年6月6日昼には太陽の手前を金星が横切る珍しい現象(金星の日面通過)があり、国立天文台は「日食グラスは捨てないで」と呼び掛けている。このほか、同月4日夜には部分月食が全国で見られるなど、天文ショーが続く。
(掲載元:時事通信社