つまり、芸術だね。

ko-c2008-05-05

昨夜車中泊した月夜野道路情報ターミナルから、今日はまず国道17号線の三国峠近くにある法師温泉「長壽館」へ⇒http://www.houshi-onsen.jp/index.htm

ここは国鉄時代にフルムーンキャンペーンのポスターにも使われた温泉で、築100年以上の大浴場「法師の湯」が名物らしい。しかし連休中ゆえ受付開始の10時半前には既に人の列が。。4つしか湯船がなく思ったより狭い「法師の湯」も、一つの湯船に常に7〜8人が入る満杯状態。一足先に居場所を確保したこちらは、なんとかお湯を満喫。湯船の底から湧き出す透明な温泉は、ぬるめの温度でいつまでも入っていられる感じ。建物も風情がある造りだし、ここは平日に来てノンビリしたいところだね。季節的には窓の外に見える新緑が良い感じだったよ。

そんな混み具合でも温泉を1時間ほど楽しんだ後は、三国峠を越えてから湯沢経由で新潟県十日町市の妻有(つまり)地区へ。ここは3年に一度、「越後妻有アートトリエンナーレ」という現代芸術のイベントが開催されていて、それ以外の期間も「大地の芸術祭」と称するアートイベントが開催されている地域。東京行くときに「はくたか」乗っていると車窓から黄色の人型が見えて「なんだアレ?」とか思ってた場所。
大地の芸術祭の里
松之山地区の棚田の景色を楽しみながら車を走らせ、ほくほく線まつだい駅に隣接している施設「農舞台」⇒noubutai.com - このウェブサイトは販売用です! - まつだい 舞台 センター 農耕文化 雪国 休館 ステージ 倉庫 リソースおよび情報2階のレストラン「まつだい食堂」で昼飯にすることにして、旬の食材をふんだんに使った“ごっつぉ”の「農の御膳」(1,500円)を注文。お茶と水はセルフで飲み放題。両方美味い。
暫くして運ばれてきたのがこちら。

中でも美味かったのは、鶏のつみれと豆腐が入った「菜の花のお吸い物」。鶏の出汁が効いてて、これだけでも食う価値あり!食後に頼んだ珈琲は普通でした。。
食後は周辺を徒歩で散策。農舞台から川を挟んで目の前、レストランからもよく見えた棚田には米づくりに励む農民のオブジェが。

さらに近くには宮沢賢治の「注文の多い料理店」をモチーフにした作品が。

最後の扉には、ちゃんと覗き窓が2つ付いてます(笑)ギラリと目が光ってそう。

あと田舎でよく見かける倉庫?をモチーフにした作品も。

各倉庫の扉には覗き窓があって中の様子が見られます。何が見えるのかは現地へ行ってのお楽しみだけど、ちょっとだけチラ見せ。


それからは国道を上越市街へ抜けて、上越IC近くの人気ラーメン店「麺屋あごすけ」へ。ずいぶんと早く着いたけど、他にやることもないので店の前で待つことに。

お陰で1番最初に店内へ。つけ麺とかの夜限定メニューもあったけど、ここの売りのアゴ(=飛び魚)出汁の味を楽しめそうな背脂醤油らーめんに白髪ねぎをトッピン・グー!(byエドはるみ)

スープを飲むと、後からアゴ出汁の風味が迫ってくる感じ。具材はチャーシュー、メンマ、海苔に加えて、こちらではあまり見かけない江戸菜が入っていて、シャキシャキとした食感がスープとマッチしてるね。自家製の白いストレート麺もスープといい感じ。
上越ICからは深夜割引を使うつもりだったんだけど、調べてみると170kmほどだったので、通勤割引を使って思ったよりも早く金沢に到着。前から行きたかったところ(場所、温泉、店)に行けた良い連休だったよ。