【滑走日:27日目?】まだ滑れます@尾瀬・至仏山

ko-c2008-05-04

きっかけは雪崩研究で有名なスノーボーダー永井拓三さんがガイドを務めるガイドクラブ「TRIFORCE」⇒http://www.triforce.ne.jp/index.htmlのHPに書いてあった「ビッグバーンでのライディング」という言葉に魅かれた。
いろいろ調べてみると結構気軽に山頂まで行けるらしい。風邪も回復してきたので行ってみることに。
装備を準備して金沢を20時過ぎに出発。沼田ICで高速降りてからガソリンスタンド探すのに40分ほどロスしたけど、運良く国道17号沿いで給油できて尾瀬第1駐車場には5時間ほどで到着。鳩待峠の駐車場は既に満車でした。。
2時間ほど車内で仮眠した後、準備を整え、予定より少し早い4時半前に始発の乗合タクシーで駐車場を出発し鳩待峠へ。

鳩待峠に着く頃には空もすっかり明るくなり、スープ春雨とおにぎりで朝飯。

朝日に染まる至仏山が綺麗だわ〜。天候も雲一つない快晴♪

朝飯食べて軽くストレッチしてから5時過ぎに登山口をスタート。

ルート上にはピンクの布切れが目印として木に結ばれているけど、ハイク跡がしっかり付いているので迷うこともなし。斜度も緩やかな上りがずっと続くだけなのですごく楽。一応スノーシュー履いたけどツボ足でも行けるね。長靴で登ってる学生スキーヤー達もいたけど、滑り止めにアイゼンあった方が確実かも。
登山口から1時間半強で稜線へ出ると風が出てきた。常に風速5mほどで右側から吹き付ける風の中をまずは小至仏山頂へ。

登山口から2時間で小至仏山頂(2,162m)に到着。

記念撮影してから山頂直下の斜面を登山ルートまで下り、次は至仏山頂を目指しひたすらハイク。

そこから更に1時間、登山口から3時間弱かけて至仏山頂(2,228m)に到着!

眼下には谷川岳をはじめとした絶景が!遠くには妙高の山々も。

反対側には雪の尾瀬ヶ原と燧ケ岳。

山頂からの絶景をゆっくりと楽しんでから、山ノ鼻方面の斜面へドロップ!

が、ルートを見誤ったのか岩肌の出ているところに出てしまい、仕方なく板を外して岩肌を下り、再び積雪のある大斜面を気持ちよい大きさのターンで自由に滑走。黄砂で雪面は少し汚れていて板はあまり走らないけど、尾瀬ヶ原に向かって落ちていく感覚はなんとも言えず最高のスケール感!

最後は沢地形を抜けて尾瀬ヶ原に到着。滑っていたのは10分もないくらいだったけど、晴天にも恵まれ印象深い一本だったね。

あとは雪原を自然研究園方面へ10分ほど歩き、山ノ鼻の山荘で休憩。もちろん花豆ジェラートはお約束♪疲れた身体にこれがまたいいんだな。至仏山をバックに。

あとは鳩待峠までひたすらハイク。木道もところどころ出ていて場所によってはミズバショウもちらほらと。


道中、スニーカーとかレンタル長靴の人をかなり見かけたけど、完全な雪道だし足場も悪く急なところでは滑落のおそれもあるから、これから来る人はそれなりの靴と装備のほうがいいかも。何より尾瀬の魅力を3割くらい?しか楽しめない気がするので注意。

山ノ鼻から1時間20分かかって鳩待峠に到着。途中、さっき登って滑った至仏山雄大な姿が。登った山は更に綺麗に見えるね〜。

タイミング良く駐車場行きの乗合タクシーに乗り込むことができ、正午前に駐車場に到着。
大充実の山行でした。
昼飯はもちろん、尾瀬といえばスノーボーダーとカー団地マニアには有名な片品村鎌田にある定食屋「芳味亭」へ。

でも大盛を完食する自信もなかったので普通盛りの「鶏唐揚げ定食」を注文。

ちなみに大盛(+200円)にするとこんな風になります(笑)

表面はカリッ、中は柔らかくジューシーな揚げたての唐揚げですっかり満腹。芳味亭ステッカーも購入したら、店の裏にある寄居山温泉⇒鎌田温泉 寄居山温泉センターで汗を流すことにした。湯船も洗い場も広くはないけど、アルカリ性単純泉のヌルッとした感触のお湯は少し温度も高めで身体も温まり、中川伸也でなくても「いいお湯でしたね〜」と言ってしまうね。途中、オバちゃんが誰もいないかと思って覗いてくるハプニン・グー(byエドはるみ)もあったけどね。。
この後は時間も中途半端だったので、宝川温泉にも立ち寄り。が、連休中で激混み。。
この日は月夜野道路情報ターミナルで車中泊