【滑走日:7日目】天気読みハズレ@八甲田山

今日は八甲田最終日。午前中だけガイドツアーに参加して午後は蔦温泉に入って八戸経由で金沢に帰る予定にしました。今日のガイドも相馬さんです。
一昨日の天気予報では今日は冬型の気圧配置が緩んで晴天パウダー!のはずだったのに、北海道沖に発生した低気圧のお陰ですっかり冬型の天気。山頂は当然の如く猛吹雪。本当は八甲田温泉に下りるツアーコースの予定だったけど、風が強いので銅像コースに変更となりました。う〜ん残念。正月休みも終わったので参加者はボード10名と少々少なめ。でもスキーは20名オーバー。

2日の午前中と同じく、通信塔を横目に少々ハイクして先行するスキーヤーの滑走跡を利用しながらトラバース&オープンバーン。降ってくる雪は結晶の形のままの大きな粒。こりゃ明日は好コンディションなんだろうなー。斜面を滑り降りたらスノーシューに履き替えてハイク。それからオープン気味のバーンを滑り降り、そこから銅像茶屋まではひたすらツリーラン。雪深っ!

この頃には1日からの滑り疲れが溜まり反応も遅れがちになったのか、途中立ち木に板を引っ掛けて転ぶ始末。もっと巧くならないとね〜。銅像茶屋に着いて迎えのバスを待つ間は時折吹く猛吹雪で視界が全く見えないことも。この時、近くで大惨事が起こっているとは。。

迎えのバスで無事八甲田山荘に着くと、強風のためロープウェイは運行中止。そして近くのモヤヒルズの辺りで観光バス転落の知らせが(汗)そのため青森市内方面のR103は通行止めで自衛隊まで出る騒ぎに。幸い蔦温泉に抜ける道は大丈夫だったので一安心するもガイドの人曰く「地元の人でも通りたくない道だから遠回りした方がいいよ」との事。予定の時間も迫っていたので、テレビを見守る八甲田山荘の人たちを後にして蔦温泉を目指すことに。
でもその忠告は正しかったよ。時折吹く強烈な地吹雪で1m先も全く見えない状況になりながらも何とか蔦温泉に到着。途中吹き溜まりに突っ込んだ車もいたし要注意の道だね。。
地吹雪になるとこんな感じ↓

でも蔦温泉の手前の道はこんな素敵な道↓

蔦温泉は古い木造の玄関が良い雰囲気。

受付で500円を払って早速「久安の湯」へ。ここの温泉は源泉の真上に湯船があって、足元の板の間から温泉が沸く贅沢な造り。柔らかなお湯にすっかりノンビリ気分で身体もぽかぽか温まったよ。もう一つの「泉響の湯」も木組みの高い天井が良い気分。

すっかりリラックスした後は八戸目指して爆走。八戸から高速に乗り東北道を南下、磐梯山SAで就寝となりました。