御蔵島いるかツアー2日目。

ko-c2011-08-04

フェリーの二等席は雑魚寝の和室と椅子席があったんだけど、和室を押さえてあったのでしっかり爆睡することができ、目が覚めたのは御蔵島の手前にある三宅島に着くちょっと前の5時半。しかしここで無情にも御蔵島には着岸できないので欠航のアナウンスが。。

しかしここで諦めなかった。三宅島で一旦下船して漁船をチャーターして御蔵島に渡る方法があることをタムの友達夫婦から聞いていたので、三宅島伊ヶ谷港でフェリーを下船後、渡し漁船の連絡先を調べて電話してみた。
すると他にも同じように漁船に乗る人が多数いるというので、すぐさまその漁船が出航する阿古港へ急いでタクシーを呼んで向かうことに決定!ちなみに港の外海はこんな感じで大荒れ。

ほどなく到着したタクシーに飛び乗り、阿古港へ。すると丁度阿古湖の岸壁のところでバスで移動していた先行集団に追いついた!そして無事漁船に乗船することができました!

タクシー代は1800円ほど、漁船チャーター代は10人以上で一人5000円。でも御蔵島に無事渡れるなら惜しくない出費でした。この判断が今回の旅の成功を大きく左右したキーポイントだったね。
三宅島を出航した漁船は大きくうねる洋上をひた走り御蔵島へ。

すると右手には朝日に照らされた二重の虹が!我々の決断と挑戦を祝福してくれているかのようで何だか嬉しくなったよ♪

車→フェリー→漁船とまるで映画「ナイトアンドデイ」のようなスピード感溢れる展開で念願の御蔵島に無事到着。光明丸よ、ありがとう!

早朝の電話にも関わらず港まで迎えに来て貰った宿の人に感謝しつつ、滞在先の「民宿しげを工房新館」にチェックインすることができました。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~mikura/
朝から何も食べてなかったのでチェックイン後は朝飯を求めて集落内を散策。朝7時から開いていた「ふくまる商店」のコーヒーと御蔵島まんじゅうで朝飯。お腹も心も満たされました〜。

宿に戻ってからは一眠りして、13時半からいよいよ待望のドルフィンスイムへ!
ドルフィンスイムは宿の船で港から出航。船上にはお客四人にサポートスタッフ二人、そして舵を握る慎吾さん。相変わらず荒れている海の上を小さな船は揺られながら港の南側にあるポイントへ。条件は決して良いとは言えなかったけどイルカたちを間近で見て一緒に泳ぐことができました!

しかし天候は悪化するばかりで予定より早く1時間半ほどで敢え無く帰港。宿に戻ってからは晩飯まで部屋でノンビリ。晩飯は18時から食堂で。体を動かした後なので飯が美味い!

こんなところにもイルカ発見!気分を盛り上げてくれマス。

味噌汁の具の「かめのて」の中身は、見た目に反して淡白な味でした。

晩飯の後は19時半から始まる島の花火大会へ。陣取った公園から打ち上げ場所の桟橋はすぐ目の前。迫力ある花火を楽しむことができたんだけど、途中雨に降られてビショ濡れに(哀)

花火大会が終わったのは夜8時。寝るにはまだ早い時間だったので、一旦宿に戻って雨に濡れた服を着替えてから軽く飲みに出ることに。行ったお店は集落の中心ぐらいにある「居酒屋Camburi」。ナチュラル基調のインテリアが心地良し。店内は結構賑わってました。丸太をそのまま天板に使ったテーブルに座り、一杯目は三宅島の麦焼酎「雄山一」を水割りで。酒の肴は伊豆諸島の高級魚(らしい)タカベのお刺身とトビウオ一夜干しをオーダー。

雄山一は飲みやすい風味。タカベ刺は横に黄色いラインが入った皮が固めだけど身は脂のすごくのった鯵という感じでした。

で二杯目は御蔵島米焼酎「樹雨」のロック〜(あ、でも三宅島じゃないな(苦笑))をオーダー。口に含んだ瞬間は米焼酎の味がするんだけど、後からまろやかで芳香な優しい風味に包まれて良い感じに♪

トビウオ一夜干しも摘みに程よい塩加減と一夜干されて凝縮された身の旨さ。

すると他のテーブルにいた話し好きそうなオジサンがグラス片手に近づいてきて「一緒に飲もう!」というので、オジサンがボトルキープしてあった神津島の樫樽貯蔵の麦焼酎「盛若」をいただきました。向こうのテーブルにいた民宿スタッフも一緒のテーブルに移動して、閉店まで楽しい時間を過ごしたよ。

もちろん明日も午前中海に入るので飲み過ぎない程度にしたけど、タム曰く民宿の部屋に着いたら3秒で就寝してたらしい(苦笑)明日は東京に戻らないといけないので、無事ドルフィンスイムができるのはもとより、フェリー着岸して欲しいな。