【備忘録】北海道ツアー・ニセコ滞在編

今回12年ぶりの訪問となった冬のニセコ。当時は3割程度が外国人で、その内訳はオーストラリア人が殆どで大陸系の人が少しといった感じだったけど、今のニセコはスキー場や通りでも日本人なんて殆ど目につかないし、特にヒラフ界隈は宿や飲食店も外国人相手のところばかりで値段も高騰気味。場所は日本だけど日本人なんて全く相手にされてない感じで、正に植民地という呼び方がピッタリ当てはまる状況でした。。

そんな状況のニセコを訪れることになり、まず課題となったのが宿の確保。いろいろ考えた結果、モイワスキー場の麓にある「日本初のリゾート型カプセルホテル」という「ロッジモイワ834」に3泊することにしました。料金は1泊朝食付きで8,500円ほど。

しかしモイワスキー場はニセコ3山のスキー場から少し離れているため交通アクセスが難点。新千歳空港からモイワ834への直行バスはあるんだけど値段も片道4千円と高めな上に一日2便で時間帯も便利とは言えなかったので、羽田経由で昼前に新千歳空港に着く行程を組んで、片道2,600円という安さの北海道中央バスのスキーバスを利用。発車オーライネットで事前予約の上、チケットは新千歳空港12番バス乗り場から建物入って右手にある北海道中央バスのカウンターで購入する必要がありました。

ニセコに着いたら最寄りのヌックアンヌプリでスキーバスを降りて、16時半を過ぎていたのでモイワ834の無料シャトルカーでの送迎を依頼。チェックイン後に向かった2階のカプセルベッドは寝たり着替えたりするのに困らない程度の広さ。ベッド下部の荷物スペースも十分過ぎる広さでした。

スキーロッカーも板とウェア類が収まる十分な広さ。ブーツはロッカー上に置いた方が乾燥は良好でした。

お風呂はなくてシャワールームしかないけど外国人サイズで広めだし、徒歩7分ほどにある「甘露の森」の割引券(800円⇒500円)は何枚でも貰えるので温泉にも不自由はなし。コンチネンタルスタイルの朝食も洋食メインでバリエーションは多くないけど充分な内容でした。


レストランにもなっているラウンジは薪ストーブがあって天井も高くオシャレな空間。持ち込み可能なのが夜10時以降というのが少々使い勝手が悪いとこなので、多少金掛かっても良いならバータイムの内にワインとか頼んで飲み始めるのが良いかと。

現地での交通手段に関しては、アンヌプリから利用した無料送迎のシャトルカーもあるけど1台しかないので、アンヌプリニセコ駅前ぐらいまでならお迎えの融通効くけどヒラフ方面は植民地なので呼んでも時間掛かるし敬遠されるかな。バス利用ならヒラフからアンヌプリまで片道1時間ほどで480円のニセコユナイテッドバスで移動して、アンヌプリまで迎えに来て貰うのが良いかも。もしくはヒラフ界隈には近づかなくても不便はないかな。
札幌への移動日は当初ニセコ町デマンドバスを利用予定だったけど当日朝に電話すると既に予約一杯で対応して貰えなかったため、モイワ834からアンヌプリにあるバス拠点の湯宿いろはまでフロントでタクシー呼んでもらって移動しました。ちなみに料金は1,080円。いろはの露天風呂は雰囲気良くてオススメ。
(写真:いろは)
あとルスツ滑りに行くのに利用した「甘露の森」にあるワンズレンタカーは、車はボロいけど24時間免責込みで4,320円で車が借りられます。事前予約が必要だけど、1日目の夕方に借りてヒラフナイターと2日目のルスツの帰りにセイコマで買い出しもできたので有意義でした。
もしモイワ834泊で晩飯に外食するなら徒歩3分ほどにある「コリアン食堂ハル」が間違いなくオススメ。品数も多くないけどピビンバ丼(1,200円)もプルコギ丼(1,300円)も美味かったなー。元々パウダーカンパニーガイドがあった建物との事で、ガイドツアー参加前夜に行ったらたまたまパウダーカンパニーガイドのスタッフの人たちがいて前夜祭となりました。ただキャパは10人ほどが限界なのでタイミング悪いと断られるかもです。


もし次回ニセコを訪れるとすればユナイテッドの3スキー場は滑らずモイワメインで降ればルスツという感じかな。移動の足を考えると4人集まるなら新千歳からレンタカーでバックパッカー系の宿というのが料金的にはベストかも。