素晴らしき日本酒の世界。

ko-c2007-11-15

今日は仕事で知り合った金沢大学の世古先生に誘われて酒蔵環境研究会へ。懇親会での飲みっぷりが気に入られたらしい。。
職場の人に送ってもらい野町にある魚屋がやってる店「丸仁」へ。会場には福光屋の川口常務や数馬酒造の数馬さん、それに日本酒ブレンダーの寺島さん(富山市の酒屋さん)、金沢唯一の九谷焼の窯元の利岡さんがいらっしゃってご挨拶。受付を手伝いつつ、約20名が集まったところで本日の会合開始!今日は酒蔵環境研究会が出版した「挑戦する酒蔵」の出版記念パーティーも兼ねて、本に取り上げられている蔵元の日本酒を飲みながらの会合です。
寺島さんの給仕で出された日本酒は、福光屋の黒帯に富山・桝田酒造の満寿泉、数馬酒造の竹葉3年熟成モノに福島・大七酒造の空気中の酵母を使ったキモト造りのお酒(ぬる燗と常温)に、気仙沼・男山本店の蒼天伝に華心、福島・大木代吉本店の自然郷と後半は順番があやふやだけど、いろいろ飲ませてもらいました!それぞれ個性があって、ほんと日本酒も面白い!
極めつけは岐阜の白木酒造から提供された長期醸造酒で酒樽で23年(!)も熟成された日本酒!味は秘密だけどまるで高級な紹興酒。そこで白木さんから聞いた話では、なんでもワインは長い年月が過ぎ飲み頃を過ぎてしまうと成分が澱として沈殿してしまい、透明な液体になる=寿命を終えるらしいんだけど、日本酒はアミノ酸が多く含まれているので腐ることもなく、もっと熟成が可能らしいんだけど、古来より飲まれていた長期熟成の文化が酒税法が出荷時課税に改正されるようになって以来、昔のものが残っていなくて、どれくらい持つのか判らないそうな。
そんな貴重な話も聞くことができて、日本酒を見直す良い機会となりました。日本酒バンザイ!