白山紅葉登山@平瀬道

ko-c2009-10-17

今日は以前からひろなまさんと約束していた平瀬道での白山紅葉登山。でも天気がかなり怪しかったので直前まで実施が危ぶまれていたけど決行することに!
昨日は前にいた職場の「肉の会」が大手町の味道苑であったので、睡眠時間は3時間ほどで起床。寝ぼけた頭のまま、3時過ぎに金沢を発ち、一路、平瀬道登山口の岐阜県平瀬へ。
登山口には明るくなる前の5時過ぎに到着。周囲は真っ暗だったので登山口が判らないというアクシデントもあったものの、無事登山口を発見。車を駐車場に停めて準備準備の後、空も明るくなり始めた5時40分に登山口を出発。

ヘッドランプの灯りを頼りに登り始めたんだけど、明るくなってからも急登が続いてかなり疲れる。でも登山道から左手の谷筋に見える紅葉は見事!行った事無いけど、これならたぶん涸沢にもひけをとらないね!反対側は霧で何も見えず。

登山道は比較的整備されているんだけど、根っこやらが出ているところも多く、ストックをとられて歩きにくい。しかも場所によっては崩れていたり。

稜線では強風に煽られながら歩を進め、眺望も全くなく看板無ければ判らないほど山頂らしくない大倉山山頂を越えたところにある避難小屋でコーヒー淹れて一休み。ここまで2時間半弱。

丸太でできた避難小屋は綺麗だし小上がりもあるのでかなり寛げる。しかもうちら二人の貸切状態。

避難小屋を出る頃には風も強くなっていたけど、標高2,200mあたりは紅葉も終わっていて、冬の訪れが近いことを感じさせる晩秋の景色。

カンクラ雪渓を望めるポイントでも霧に覆われ何も見えず。

室堂まではちょうど4時間で到着。

室堂はもう営業終了していて建物の中にも入れなかった。去年今頃来た時は入れたんだけどね。中では余った食料品の片付け(という名の宴会?)が行われてたみたい。

仕方なく風を避けられる軒先でお湯を沸かして昼飯。昨日買ってきたカレーうどんは何故だか固形ルウそのまんま入り。。

外は相変わらず霧に覆われてたけど、風が強いので時折霧が晴れて御前峰の姿が!霧の晴れ間に期待して昼飯の後は山頂へ行ってみることに。

しかし山頂直下付近で風が強くなり、頂上では常に強風&眺望ゼロ。

なので早々に室堂へ戻ってコーヒー飲んでから室堂を出発。急な上に狭い尾根や滑りやすい下り道が続くので膝にかなり負担がかかる。

登るときは見えなかった反対側の尾根も赤が映える紅葉で綺麗だったわ〜。

途中降り出した小雨は登山口に到着する直前に雨脚が強くなり、雨でズブ濡れになることなく登山口に帰着。下りは2時間30分でした。

下山後はダム湖を眺めながら入浴できる露天風呂がある(というか露店風呂しかない)登山口の大白川温泉に入ろうかと思ってたんだけど、結構な雨脚だったので道の駅飛騨白山に移動して平瀬温泉の情報収集。
http://hidahakusan.jp/
でも立ち寄り入浴の情報は隣接の「しらみずの湯」しかないので、仕方なく温泉街を車で流して立ち寄り入浴できそうな雰囲気の良いところを探してみた。事前にネットで目を付けていた「日本秘湯を守る会」会員の「藤助の湯 ふじや」に行ってみるものの、敢え無く今日は無理とのこと。でも古民家風の佇まいの建物や、大きなガラス窓越しに庭園を眺められるロビーには暖炉があったりと、かなりノンビリ過ごせそうな雰囲気の良い宿だったよ。素直に泊まってみたいと思った。
http://www.tousuke-fujiya.com/
なので結局「しらみずの湯」で入浴することに。
http://shirakawa-go.org/shiramizu/
檜風呂があったりジェットバスの寝湯があったりとありがちな温泉施設なんだけど、疲れた身体には熱めのお湯が心地良すぎて、そのまま湯船で爆睡(苦笑)露天風呂も向かいの山を眺めながら入浴できる環境で、屋根付きの部分があったりとなかなか良かったわ〜。
膝はガクガクになってたけど、紅葉も綺麗だったし御前峰山頂にも行けたから決行して本当に良かった!紅葉見るなら大倉山避難小屋までで十分だし、来年の秋は天気の良い日に平瀬道リベンジだね!