和醸良酒。

ko-c2012-10-28

今日は夕方から「秋の宴・池月2012」なるイベントに行ってきました!「池月」は中能登町にある鳥屋酒造の銘柄なんだけど、美味い料理に舌鼓を打ちつつ池月を楽しもうというのがイベントの趣旨?らしく、今回の会場は金沢駅東口にある料理が美味いことで有名かつ人気の居酒屋「くろ屋」ということで、行くことが決まってからかなり楽しみにしていました!
待望の宴は店の2階を貸し切って16時にスタート。金沢で池月を扱っている酒屋さん「伸栄館」の瀬戸さんの進行で、乾杯は池月の純米大吟醸を冷やで。大吟醸らしい磨かれた味。仕込みに使う井戸水も和らぎ水として用意されていたんだけど、この軟水がまた美味かった!
先付けはイクラ大根おろしに干しエビが入った金時草の酢の物。八寸は小ぶりな梅貝の煮付けに肴の糠付けとカラスミ。添えられた九谷焼の小皿も素敵☆



刺身もサワラの昆布〆にフクラギ、甘海老にタコの吸盤。特に脂ののったフクラギ美味かったな〜。

椀物は鰤かまを贅沢に使った鰤大根!

蓋物は五郎島金時の練り物に挽肉を入れたあんかけ。ホクホクした五郎島金時の後味が良かった〜。

揚げ物は蕎麦粉で作ったコロッケ。塩の結晶でいただいたんだけど、蕎麦の風味がいい感じ♪付け合わせの野沢菜も良い組み合わせ♪

〆は岩海苔のお茶漬けでお腹もほっこり。

さらにデザートまで。加賀棒茶のケーキでもう腹一杯、大満足♪

日本酒の方はというと、純米大吟醸純米酒は火入れしたものと生酒、そして普通酒と四種類。まずはそれぞれを冷やで。その後はそれぞれのお酒を30度、40度、50度と温度別に燗したものを飲んでみることで、燗による味わいの変化を楽しむという趣向でこれまた楽しかった!最後は蔵元からの差し入れということで一般には売りに出していない和醸良酒という酒を冷や&温度別の燗で楽しませていただきました!


ワインが空気に触れて味わいが変化するのは知っていたけど、日本酒も燗することで飲みやすくなるという体験はなかなか貴重な体験でした。この日は普段日本酒を飲まない女性が何人も来てたけど、最後はお燗達人の称号授与式と蔵元に飾られるメッセージボードへの記入が行われて楽しい宴はお開き。今回はくろ屋の料理にいろんな日本酒を楽しめて会費5000円とかなりお得でした♪今後もいろんなお店で開催されるので興味のある方は是非友人を誘って参加してみては!