金沢で初開催となる日本雪崩ネットワーク（ＪＡＮ）のアバランチナイトに行ってきました。以前富山で開催された時に行ったことがあったけど、今回はセブンツーメンバーから出た話ということや、随分時間も経ったので気持ちを新たにする意味もあり参加することにしました。
定員84名の会場はそれなりに席が埋まっていてパウダー好きそうな雰囲気の人多数。19時に始まり、前半は7STEPSの説明を中心に、後半は昨シーズンの事例説明でした。
講演の最初に流された動画「KBYG」はこちら（会場では日本語字幕入りでした）
「7STEPS」についてはこちら
「ロープの向こう側」はこちら
あと印象に残った説明をメモしておきます。
・スキー場内での埋没窒息死は18年で20人もいる、滑る時はバディ・システムと笛を携帯
・雪崩に会わない、流されないのが重要
・雪崩のタイプにより安全地帯も変わる
・雪崩事故死因の50％は外傷、この場合３種の神器は役に立たない
・ディープスラブは規模が大きくなるが誘発の予想が難しい
・衛星画像は動画で風の入り方をチェック
講師の方も言ってましたが「今日ここに集まっている人たちは雪崩に会うリスクを自ら犯す『危険な人達』だ」と。確かにその通り（苦笑）自分が変態であるという自覚を胸に、自然に対する畏怖の心を忘れず今シーズンもパウダーを楽しみたいと思います。
