革新的蕎麦屋家業・西新橋「港屋」

ko-c2007-03-26

今日は前々からネットでチェックしていて気になっていた愛宕下交差点角にある蕎麦屋「港屋」へ。真っ黒な壁の中腹に一筋のガラス窓が横に長く切られた外観は全く蕎麦屋とは思えない。着いたのが12時5分だったので既に見せの前には15人ほどの列が。待つこと15分ほどで店内へ。唯一外と繋がっている戸口を潜ると高い天井と真っ黒な壁の空間が。奥にカウンター厨房があり、その向こうでは黙々と工業的に蕎麦が茹でられている。まず手前のレジで気になっていた「肉そば」(850円)を注文。カウンターにずらりと並べられた御盆の前で蕎麦の茹で上がりを待っていると丼に豪快に盛り付けられた蕎麦がドン!と出てきた。蕎麦の上には煮込んだ牛肉と白胡麻と刻み海苔が無造作に乗っているけど凄い量(汗)カウンターに並んでる人の後ろをそそくさと通り御盆を持って店の中央のテーブルへ。これがまた中央に水の張られた黒タイル張りのコの字型カウンターとオシャレな雰囲気。店内に流れるクラシック音楽を聴きながら早速蕎麦をいただくことに。田舎蕎麦風の黒く太い麺をラー油の入った出汁につけて食べるが、歯ごたえが強く途中でアゴが疲れてきたよ。ちなみに天カスと刻みネギと生卵はお替りし放題だけどお腹一杯で使うことはありませんでした。まあ言うほど美味いとはいえないけど、今まで食べたことない蕎麦だったよ。