「つる幸」でおま。

ko-c2007-12-14

今日は職場の忘年会で「懐石つる幸」へ。普通、職場の飲み会っていったら居酒屋ばかりなんだけど、今回はどうしたのか高級料亭。しかも初めて行くので期待も高まるばかり♪
玄関を入ると女中さんが出迎えてくれて部屋へご案内。廊下を右へ左へ進み、茶室に通されてお茶を飲みながら時間まで待つことに。
全員が揃ったところで部屋に通され、座椅子に座るとふかふかの座布団で座り心地良し。さすが高級料亭。
課長の挨拶と担当課長の乾杯の発声で忘年会はスタート。まずは御膳の上の先出しを摘みながらビールをいただくことに。片栗粉の雪を降らせた柊の葉が乗ったお重の蓋を開けると出てきたのはこちら↓

白子焼きやら白和えやらイクラの入った大根おろしの和え物や煮蛸。辛子蓮根に見えるのはカレー味の蓮根でした。久々に食べる白子焼きは美味かったけど、グリルしてから時間が経っていたので表面のパリパリ感が無く残念。
2品目に出てきたのは椀物。

これまた高そうな輪島塗?のお椀に入っていたのはくりぬいた蕪の中に治部煮。こちらは出汁の味が程よく染みた蕪の食感と治部煮の味がなかなか美味。
3品目はお造りと笹に包まれた蓮根餅。

お造りは鰤に鱈に甘エビの刺身で、鰤は口に入れると脂がトロリと染み出して美味。この頃にはビールから切り替えたぬる燗を2合ほど空けて酔い加減も良い感じに。
4品目は舞茸と伊勢海老の土瓶蒸し。

伊勢海老は今年2月の沖縄以来、鬼門だったけど今回はさすが高級料亭、問題無しの美味しさ。美味さの染み出した出汁が美味くない訳がない。
5品目は冬の石川と言えば、の香箱ガニwith雲丹。

雲丹もトロリと舌の上で溶ける美味さ。香箱も丁寧な仕事のお陰で食べやすく内子も満喫。でも出てきた皿に人形が乗っているのは何故だか謎。。
最後の6品目は〆の蕎麦。

どこかのお婆ちゃんの手打ち蕎麦らしく、繋ぎに山芋を使っているので素朴な食感。でも蕎麦の風味がしっかりしていて、鰹と昆布の風味が素晴らしく良い出汁との相性も抜群ですっかり満足の「つる幸」でした。焼き物が少し冷め気味だった以外はとても良かったね。女中さんも気さくな方が多かったし。
2次会は若手のみで近くのJAZZバーへ。勢い余って3次会は片町の「マザーズ」とバーを梯子。帰宅したのは1時過ぎの午前様。
飲みに行ったら、やっぱりずるずる行ってしまいました。。