【滑走日数:4日目】やばい斜面@谷川岳天神平

ko-c2007-12-25

せっかく水上方面に来ているので、谷川岳に滑りに行く準備だけはしてきた。そして昨日、相方を上毛高原駅まで見送り、そのまま水上の道の駅で車中泊。温泉に入ったからポカポカのまま就寝。途中何度か目が覚めたけど、朝までしっかり睡眠とることができたよ。
朝起きたら期待していた降雪はなかったけど、駐車場の水溜りには氷が張ってた。パウダーはあまり期待できなさそうだったけど、とりあえず谷川岳へ滑りに行くことに。20分ほどで谷川岳に到着。駐車場が屋内っていうのは悪天候の時は助かるね〜。ウェアに着替えてエレベーターでロープウェイ乗り場へ行き山頂のゲレンデへ。ロープが2本のタイプだから全然揺れ知らずで快適。

ゴンドラ降りて目の前に広がるのは山岳地形のゲレンデ。リフトは3本のみなんだけど、朝イチから動いている真ん中の一番短いリフトでまずは足慣らし。昨日の降雪+グルーミングされた雪面でエッジが噛むこと噛むこと。気持ちよく大き目のカービングターン。2〜3本滑ったところで向かって左手のリフトが動き出したので、そちらの斜面へ。こちらも適度な斜度と絞まった雪質で気持ちよくカービングターンを楽しめるんだけど、ところどころ風が当たったところはカリカリに凍っていて気が抜けない斜面。

そして遂にメインの急斜面リフトが動き出したのでそちらへ移動。ここの地形がやばかった!ノールした斜面でクリフあるわ沢地形あるわウインドリップあるわで、雪も足首〜スネくらいのパウダーが凍った斜面の上に軽く積もっているので板の走るパウダーって感じ。ところどころ雪が固くてエッジが抜けるんだけど、「山を滑ってる」って実感する面白地形の宝庫だね!でも山岳地形だからリフト乗り場には「ボーダーリフト乗車心得」なるものが。特に「6 岩石、雪庇、障害物を求め」ってどんな人やねん(笑)って俺の事か。。

上から見るとこんな感じ。下が全く見えないぐらいの急斜面。

そんなところでも地元のボーダーは急斜面のギャップで枝の上を飛んだりしてたけど、それは俺には無理!

なので外国人含む2人組の人たちがヤバ目のライン取りで楽しんでいたので、俺もそこを攻めさせてもらうことに。沢地形の壁に当て込んだり、大きなターンでスピードつけたままノール地形に入って飛んだりと斜面を満喫。客もゲレンデ全体で15人ほどしかいなかったので、当然リフト待ちもパウダー競争もなく3時間半ほどゆっくり天神平を楽しませてもらったよ。帰り際にはガスも晴れて谷川岳を拝むこともできたしラッキー。今度は積もった時に来てみたいね。

滑った後は温泉がつきもの。車で40分ほどの宝川温泉へ。ここは混浴の大きな露天風呂が川沿いに幾つもあるいろんな意味でナイスな温泉。みんなタオル一枚で吊り橋渡ったりしてる姿がウケる。3時間ぐらいまったり温泉を満喫。

帰りは水上名物らしい小荒井製菓の生どら焼きを買って一路、金沢へ。美しい夕焼け空も見れてなかなか充実の一日。

リフト券:3,000円(観光協会で貰った割引券で500円引き)