瀬女廃止。

昨日の新聞に出てたけど、遂に白山市議会全員協議会で瀬女の廃止が決定したそうです。瀬女にはあんまり行く機会なかったけど、それだけスキー場の運営が大変な御時世ってことだよね。確かにリフト待ちなんて殆どすることないし確実に雪山人口が減ってるんだろうな。
それとSAM白山の事務所って確か瀬女にあったと思うけど、どこに移転するんだろ?

【瀬女、鳥越のスキー場運営終了 白山市、今年度限り】
 白山市は25日、市議会全員協議会で、白山瀬女高原スキー場と鳥越大日スポーツ施設(旧スキー場)のスキー場運営を今年度限りで終了し、リフトなどの施設を撤去する計画を示した。白山麓のスキー場再編の一環で、新年度以降に運営を続ける白山麓旧5村のスキー場は、白山一里野温泉と白山千丈(せんじょう)温泉セイモアの両スキー場のみとなる。
 市側は2007(平成19)年から休止中の中宮温泉スキー場のリフトなどの設備のほか、競技専用の白峰アルペン競技場と獅子(しし)吼(く)高原スキー場で既に休止している一部設備も撤去するとした。
 計画では、各施設の撤去は新年度から14年間で実施する。費用総額はリフトなどの基礎を残した場合は約8億5450万円、基礎を撤去すれば約11億3210万円と試算した。このほか、駐車場撤去や跡地でのほ場整備、植林を行った場合、最大約8億9800万円の費用が見込まれるが、市側は「跡地の整備は地権者や地元との協議になる」としている。
 鳥越スキー場は1970(昭和45)年に開設され、07年から市が「体育施設」と位置付けて鳥越大日スポーツ施設に転換した。市によると、同施設はスキー場運営は終了するが、地元NPO法人が自然体験など夏季の施設活用を検討している。
 91年オープンの瀬女高原スキー場は07年からスノーエリアマネジメント(SAM)白山が運営している。全員協議会で市側は、スキー場用地について「土地所有者に返還するため、市が借地契約に基づき施設を撤去し原状復旧したい」と説明した。
 市はスキー人口の減少や市町村合併に伴い、スキー場再編を進めてきた。今年度は公共施設264施設を対象に廃止や統合、運営見直し案の策定を行っており、この中でセイモア、一里野温泉両スキー場の運営について「指定管理期間ごとに(運営を)判断する」との方針を示している。各スキー施設の撤去費用見込みは次の通り。

 ▽中宮温泉スキー場 2億2410万円〜2億7550万円▽瀬女高原スキー場 4億2270万円〜5億7050万円▽白峰アルペン競技場(一部) 9860万円〜1億4900万円▽鳥越大日スポーツ施設 7820万円〜1億340万円▽獅子吼高原スキー場(一部) 3090万円〜3370万円

北国新聞 http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20120126104.htm