西の横綱!小松弥助で贅沢ランチ!

ko-c2018-05-28

ひょんなことからお話をいただいて、あの寿司の名店、小松弥助に行ってきました!
予約は11時半からだったので、10分ぐらい前にお店のある金沢茶寮へ到着すると、今回お誘いいただいた方との挨拶もそこそこに、そのままロビーを通り抜け外縁の通路奥にあるお店へ。予約時に席も決められてるらしくカウンター最奥から4人となっていましたが、目の前で大将の仕事が見られる特等席に座らせていただきました!
まず供されたのは鮑の酒蒸し。丁寧に包丁が入れられた柔らかい食感の身を頬張ると口中に旨味が広がります。添えられた三つ葉もいい感じ。薄切りにされた肝も美味で当然煮汁まで完食。

夏らしい模様のガラスの皿に乗せられて供された二品目は赤身のヅケ。コノワタを乗せてあって、これが軽めのヅケの味といいマリアージュをみせてくれました!これは美味かったな〜。

三品目は左の掌で受け取るように言われて供された赤イカケンサキイカ)。シャリに炒りゴマをまぶして握った後に荒塩を振ってから出されます。噂のイカの三枚おろしも眼前で見ることができました!上→下の順で包丁入れてくのね。

四品目はブリトロの炙り。口に入れた瞬間、ホロリと握られたシャリと一緒に、身も溶けていきました。

五品目は子持ち甘エビ。甘味もあってプリップリの食感で鮮度も抜群!

水ナス。軽く漬けてあって皮の部分のみ味が染みていて、身の部分はフワっとした食感でした。

七品目はヒラメ。あっさりとした梅肉ソースが乗せられていて、軽く昆布締めにしてあるのか、噛むほどに旨味が味わえました。

八品目はハマグリ。大振りな身は貝好きにはたまらん味。

九品目は小松弥助オリジナルレシピの白山。少量の酢飯の上に赤身ヅケと山芋のおろしに雲丹が添えられたもの。贅沢な一品。

十品目はうなきゅう巻き。横の炭火で炙りたてアツアツの鰻を巻いて出される一品でした。

ここで味噌汁が出されて一通りのコースは終了。ここからは追加で、まずは名物というネギトロを。白髪ネギと荒く叩かれた中〜大トロの身はこぼれ落ちるくらいフワッフワ。こんなネギトロ食べたことない。

そして他のお客さんが頼んでいるのを見て気になった穴子を追加。笹の葉の上で蒸された穴子は笹の香りも素晴らしく、柑橘の皮を軽く摺り下ろした彩りも綺麗。穴子は二枚重ねになってました。

追加注文はネギトロ4つにアナゴ3巻とコハダ1巻、瓶ビール二本でお会計は〆て4名で5.6万円でした。お値段がお値段だけに庶民は頻繁には行けないけど、給仕の方の対応といい大将の気さくな感じといい、素晴らしい体験をさせていただきました。帰り際には記念撮影にも応じていただき、大将にはいつまでもお元気でカウンターに立ち続けていただきたいと思いました。

今回お話をいただいたお二方は次回の予約を取っていましたが、カウンター席は予約受付期間の3カ月先まで全然空きがない状況。紹介がないと来られないお店だし、ほんと貴重な機会でした。

〈おまけ〉
この日の晩御飯も差し入れで頂いた釣り物の真鯛とフクラギとサザエの刺身をてんこ盛りで。ありがたやー。